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オオルリシジミ天然記念物指定記念シンポジウム(2022年6月25日) |
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中村会長が乗鞍高原に生息する絶滅危惧種の クビワコウモリ保護回復事業計画策定委員会の 委員長だった関係できずなも後援しています. |
今年初めて見たオオルリシジミ アルプスあづみの公園 2022.5.14 |
「きずな」は安曇野オオルリシジミ保護対策会議が中心になって進めているオオルリシジミ分布拡大プロジェクトに協力しています.その一環として,今年はアルプスあづみの公園で実施されているオオルリシジミ観察会に参加した子供たちに「オオルリシジミこども図鑑セット」をプレゼントしてオオルリシジミをもっとよく知ってもらう活動を実施しました.
オオルリシジミ図鑑セットについている虫眼鏡で観察 5月14日の観察会 アルプスあづみの公園 |
こども図鑑セットにはオオルリシジミを解説した 冊子の他にいろんなグッズが入っている |
図鑑をみて学習中.オオルリシジミの見分けがついたかな? |
たくさんの家族が参加しました.2022.5.22 アルプスあづみの公園 |
オオルリシジミの交尾 2022.5.22 アルプスあづみの公園 |
この日はオオルリシジミがたくさん発生していて,子どもたちは図鑑を片手にオオルリシジミのことを学習しました.
オオルリシジミのことがどれくらい分かったかな. アンケートに答える子供たち |
図鑑は小学生3・4年生対象にわかりやすく解説してある |
偶然に指にとまったオオルリシジミ 2022.5.22 アルプスあづみの公園 |
5月21日(土),22日(日)に「2022年度昆虫DNA研究会第18回研究集会・信州昆虫学会合同大会」が,ハイブリッド形式(オンライン,オンサイト@信州大学松本キャンパス)で開催されます.これに伴い,各学術会の公開シンポジウムが企画されておりますのでご案内いたします.
またオンサイトでの参加も可能です(先着100名).ご来場される際には,感染対策をされた上でご来場ください.オンサイトでは参加料1000円がかかります(学生は無料).
5月22日(日)9:00–12:30
信州では約150種のチョウ類が確認されているが,近年の開発,森林・草原の管理放棄,外来種の侵入などの影響により,多くの種の絶滅が危惧されている.信州のチョウ類の多様性はどのように変遷してきたのであろうか? また,信州にも分布するチョウの1種が,DNA解析の結果「形」では判別できない複数の種に分けられることが判明している.我々は,このような「種」をどう扱えばよいのであろうか? 本シンポジウムでは,信州のチョウの 種多様性について愛好家と専門家を交えて議論する.
講演者:田下昌志(松本むしの会) ,大脇淳(桜美林大),北原曜(松本むしの会) ,大島一正(京都府立大)
昆虫DNA研究会第18回研究集会公開シンポジウム 「昆虫の多様な形の進化」
5月21日(土)13:30-15:45
この地球上において,昆虫類は最も種多様性が高く,最も繁栄に成功したグループといえる.昆虫類は,高山や砂漠,熱帯から寒帯地域までの様々な環境に適応してきた.多くの研究者や愛好家を惹きつけてきた要因の一つには,多様な昆虫類の様々な模様や形ではないだろうか.本シンポジウムでは,多様な「形」の進化の魅力について,植物と送粉昆虫の共進化や種分化の話題,コケに擬態する適応進化,そして「形」を失う二次的な翅の退化など,様々な視点からの興味深い研究を紹介して頂く.
講演者:川北篤(東京大),今田弓女(愛媛大) ,新津修平(東京都立大)
また,これらシンポジウムの他に,両学術会ともに関連する講演がございます.是非あわせてご参加ください.
合同大会プログラム
みなさまのご参加を心よりお待ちしております.
※ 新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため,現地会場で参加される方は会場での掲示やスタッフの指示に従ってください.