2017年9月10日日曜日

信州昆虫学会・信州大学自然科学館 平成29年度公開シンポジウムが開催されました

 きずなが後援をした信州昆虫学会・信州大学自然科学館平成29年度公開シンポジウムが,平成29年9月9日,信州大学理学部で開催されました.
 
「信州昆虫学の将来 〜豊かな自然と多様性の継承~」~未来を担う若手研究者たちが語る信州の自然と昆虫〜をテーマに,若手の研究者6名が自らの研究内容を紹介しながら,信州で昆虫を研究する意義や新しい昆虫学の在り方について講演した.
公開シンポジウムのプログラム

シンポジウムの6名の演者.総合討論で.



フロアーからも熱心に発言
























  総合討論では若い人に昆虫学に興味を持たせるにはどうすればいいかなど,約30名の参加者とともに熱心な議論がなされるなど,有意義なシンポジウムとなった.

中村きずな会長(シンポジウム
コーディネータ)の趣旨説明
江田慧子きずな事務局長の講演











学会員の記念撮影.当日は午前中に信州昆虫学会の一般講演と総会が行われた.

一般講演のプログラム

2017年9月4日月曜日

信州昆虫学会・信州大学自然科学館  平成29年度公開シンポジウム

 信州昆虫学会・信州大学自然科学館が,平成29年度の公開シンポジウム「信州昆虫学の将来~?豊かな自然と多様性の継承~」をテーマに下記のように開催します.信州生物多様性ネットきずなではこの公開シンポジウムを後援しています.きずな会長の中村寛志信州大学名誉教授がシンポジウムのコーディネーターで,事務局長の江田慧子帝京科学大学講師がスピーカーで参加します.
 信州の豊かな自然を次世代に如何にして継承していくかについて,信州で学びあるいは信州をフィールドとする若手の研究者の皆さんに「未来を担う若手研究者たちが語る信州の自然と昆虫」と題して大いに語っていただき,会場の皆さんと信州昆虫学の将来を議論していくシンポジウムです.
 皆様方のご参加をおねがいいたします.
 事前申込不要・入場無料・お気軽にお越しください.

信州昆虫学会・信州大学自然科学館 平成29年度公開シンポジウム 
「信州昆虫学の将来 〜豊かな自然と多様性の継承~」
~未来を担う若手研究者たちが語る信州の自然と昆虫〜

日時:平成2999日(土) 13301630
会場:信州大学理学部 1番教室

会 場:信州大学理学部 1番教室 〒390-8621 松本市旭3-1-1
進行予定                  
13:30-16:30 講演
*「研究フロンティアとしての信州の魅力」上田昇平(大阪府立大学大学院)
*「臨床保全のすすめ -消えゆく草原のチョウ-」江田慧子(帝京科学大学)
*「市民連携をとおした信州昆虫相解明にむけて―採集記録からはじめる研究者のすゝめ―」井坂友一(北海道大学北方生物圏フィールド科学センター)
*「信州・千曲川において豊年蟲として親しまれてきたオオシロカゲロウの生態-河川生態学術研究会・千曲川グループでの研究を通して-」関根一希(立正大学)
*「中部地方における斜面土砂移動地の節足動物相 -未知なる多様性と,生息地特異性-」小粥隆弘(北杜市オオムラサキセンター)
*「タロイモショウジョウバエとサトイモ科植物の送粉共生」高野(竹中)宏平(長野県環境保全研究所)
16:30-17:00 総合討論

詳細は下のチラシをご覧ください.