2017年7月15日土曜日

環境教育授業「木曽町のチョウを知ろう」を実施

「きずな」は,平成2838日に木曽町,帝京科学大学,長野県の4者で「生物多様性保全の推進に関する基本協定」を締結しました.この協定に基づき,きずな会長の中村寛志信州大学名誉教授と帝京科学大学江田慧子専任講師が講師を務めて,木曽町開田高原の開田小学校において,この71314日に環境教育授業「木曽町のチョウを知ろう」を実施しました.

教室で江田講師から開田のチョウについての説明を
熱心に聞く生徒たち
 
授業は,全校生徒を対象にまず教室で開田高原にしかいないチャマダラセセリについて学習した後,木曽馬の里でチョウの採集をして名前を調べる野外授業を実施.


木曽馬の里で昆虫採集
木曽馬と一緒に採集したチョウの名前調べ
生徒たちは初めて見たヒメシジミなどを熱心に観察していた.またチョウを入れる三角紙やチャマダラセセリの缶バッチをみんなで楽しく作った.

木曽町役場の職員と一緒に缶バッチ作り.
原町長も参加
帝京科学大学の学生さんに三角紙の作り方を学ぶ
昆虫の名前を知ることが,生き物と友達になる第一歩.この環境教育授業を通して,地元の自然環境に関心を持つきっかけになることを期待している. 
(中村寛志)

2017年7月5日水曜日

募集中 夏の信州自然体験キャンプ

まだ定員になっておりません.ぜひ参加してSing with Butterflyを楽しもう!

詳細は下記のチラシをご覧ください.
申込先
きずなプロジェクト企画事務担当山崎(長野県自然保護課)
電話 026-235-7178 (平日9:00~17:00)
まず電話してください
メール kizunapro2017@gmail.com
信州生物多様性ネット きずな(きずなプロジェクト事務局 )と長野県(自然保護課)が共同で、今年の8月9~11日に「Sing with Butterfly 夏の信州 自然体験キャンプ」を企画いたしました。

 目的:
生物多様性保全の大切さを社会に広く啓発するため、地域で様々な方が絶滅危惧種の保全活動に取り組む様子に光を当てるとともに、県内の子ども達が保全活動を体験するキャンプに参加し、体験で感じたことなどについて発表すること。さらに、この企画を通じて未来を担う子ども達が保全活動で自然環境を守ることについて考えるとともに、活動の様子をメディア発信して多くの県民に生物多様性保全に対する気づきを与え、社会全体で保全活動を支える意識を醸成することを目的としています。

企画構成:
①Sing with Butterfly 夏の信州 自然体験キャンプ
・ミヤマシジミの保護をテーマとした2泊3日の自然体験キャンプ
・ミヤマシジミの生態を学ぶ(チョウ探し、ふれあい)
・コマツナギ(ミヤマシジミの産卵・食餌木)植栽による生息環境づくり
・2泊3日の体験を「歌」(みんなで歌詞を考える)や「絵」のカタチに
②きずなフォーラム ~Sing with Butterfly~
・ミヤマシジミ保全活動(自然体験キャンプ)の様子を画像等で報告
・まとめた歌の発表&湯澤かよこライブ
 ③指導者
      湯澤かよこ(歌手)、江田慧子(帝京科学大学講師)、中村寛志(信大名誉教授)