「トヨタ環境活動助成プログラム」
(https://www.toyota.co.jp/jpn/sustainability/environment/challenge6/ecogrant/)
の助成決定書
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プロジェクト名:「長野県安曇野における絶滅危惧種オオルリシジミ分布拡大のための協働プロジェクト」
プロジェクト概要:長野県安曇野市において絶滅危惧種オオルリシジミを対象に,きずながプラットフォームとなり協働で保全活動に取り組む「人のネットワークづくり」と食草のクララを植栽して「チョウのネットワークづくり」を実施してオオルリシジミの分布拡大を目指す。そのために全国規模のオオルリシジミサミット、生息地での観察会や学習会を実施する。さらに食草のクララの栽培と移植イベント、マーキングや卵・幼虫のモニタリング、DNA解析などを実施する。
期間は2019年1月1日から2020年12月31日までで,この間に,第1の目的である「人のネットワークづくり」のため、本州と九州の保全団体の交流を図るオオルリシジミ・サミットを開催し、オオルリシジミをはじめとする草原の生物多様性保全の必要性を全国規模で啓発する。現在環境省南阿蘇ビジターセンターや熊本県への協力を依頼中。さらに地域住民を対象とした観察会や学習会等を実施。
第2の「チョウのネットワークづくり」のため、食草のクララの栽培とクララの移植イベントを実施。さらに成虫のマーキング調査から本種の行動生態に基づいたクララ植え付けマップを作成。またDNA解析を行い個体群内の遺伝子の多様性を評価する。
最後にモニタリング調査のデータを分析して、本プロジェクトの評価・検証を行い次の安曇野に舞うオオルリシジミ復活事業に活かしていく。
12月6日に東京のトヨタ紀尾井倶楽部で助成決定書授与式が行われ,きずな会長の中村が代表で出席しました.
決定書授与式で選考委員の鈴木東大名誉教授が講評 |
チョウセンアカシジミの保全で助成を受けた
岩手山麓自然学校の代表(左)と一緒に
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実施担当者は,中村寛志(会長),江田慧子(事務局長),那須野雅好(幹事)の3名の名前で応募しましたが,これから皆様方の協力をあおいで,安曇野のオオルリシジミ分布拡大のため,「人のネットワーク」と「チョウのネットワーク」作りのプロジェクトを進めていきたいと思いますので,よろしくお願いいたします.
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