「きずな」は,平成28年3月8日に木曽町,帝京科学大学,長野県の4者で「生物多様性保全の推進に関する基本協定」を締結しました.この協定に基づき,きずな会長の中村寛志信州大学名誉教授と帝京科学大学江田慧子専任講師が講師を務めて,木曽町開田高原の開田小学校において,この7月13-14日に環境教育授業「木曽町のチョウを知ろう」を実施しました.
教室で江田講師から開田のチョウについての説明を
熱心に聞く生徒たち
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授業は,全校生徒を対象にまず教室で開田高原にしかいないチャマダラセセリについて学習した後,木曽馬の里でチョウの採集をして名前を調べる野外授業を実施.
木曽馬の里で昆虫採集 |
木曽馬と一緒に採集したチョウの名前調べ |
生徒たちは初めて見たヒメシジミなどを熱心に観察していた.またチョウを入れる三角紙やチャマダラセセリの缶バッチをみんなで楽しく作った.
木曽町役場の職員と一緒に缶バッチ作り. 原町長も参加 |
帝京科学大学の学生さんに三角紙の作り方を学ぶ |
昆虫の名前を知ることが,生き物と友達になる第一歩.この環境教育授業を通して,地元の自然環境に関心を持つきっかけになることを期待している.
(中村寛志)
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